絣ってどんな着物?買取相場や買取方法・高く売るコツをご紹介!

着物の売り方

絣ってどんな着物?買取相場や買取方法・高く売るコツをご紹介!

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着物の柄の輪郭がかすれたように見える「絣(かすり)」の着物をご存知ですか?

丈夫な素材で作られた絣は、街歩きや観劇など幅広いシーンでマルチに着用できるのが魅力的。

ところが、「滅多に着ていく機会がない」「誰かに譲りたいけれど貰い手がみつからない」などの理由から、買取に出す方も少なくないようですね。

よく似たカジュアル着物である「紬(つむぎ)」と間違えられるなど、「持っている着物が絣がどうか見分けがつかない!」とお困りの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は・・・

  • 絣とはどんな着物なのか
  • 絣の買取相場
  • 最適な売却方法や高く売るコツ

など、絣に関する情報や買取相場、高く売るコツについてご紹介していきます。

きもの講師ともこ
お手持ちの絣を高く売るポイントについてまとめました!

絣(かすり)とは?

絣(かすり)とは?

絣(かすり)とは、着物の柄や技法を表す言葉で、絣糸(かすりいと)と呼ばれる先染の糸を使って作られた織物を指します。

糸の一部をくくって染色することで、柄の輪郭に「かすれた」ような淡い模様が生まれるのが特徴です。

軽い着心地の絣は、街歩きなどのカジュアルシーンから、講師業の登壇などセミフォーマルなシーンまで幅広く着用できるため、1着持っておくと、とっても便利。

経糸と緯糸の両方を使用し、交差するように織ることで生まれる、洗濯してもへたらない丈夫さも魅力的のひとつです。

きもの講師ともこ
洗濯できる絣の着物は、汗をかきやすい夏のお出かけにも活躍しますよ!

 

絣の歴史

絣の技術が生まれたのは、日本から遠く離れたインド地方。その後インドネシアやベトナムなど東南アジアを経て、江戸時代に琉球(現在の沖縄)に伝わりました。

明治以降は和服用の反物として、第二次世界大戦中は、女性の着物が禁止されたため「モンペ」の柄として使われるなど、長年に渡って愛されています。

 

絣の素材の種類

シンプルで大人しいイメージのある絣ですが、合わせる素材や柄によって着こなしに変化を持たせることができます。

ここでは、代表的な絣の素材と柄の特徴についてご紹介します。

「麻」や「木綿」の絣「絹」の絣
・通気性がよく、夏場でも涼しく着られる・高級感のある光沢と保湿力があり、冬場でも温かい
・シワになりやすいが洗えるものも多い・害虫やカビなど湿気に弱い

絣をよりカジュアルに着るなら『麻』や『木綿』、セミフォーマルに着るなら『絹』の素材がぴったり。

きもの講師ともこ
季節によって着られる素材も変わるため、絣を売りたいと思ったら、買取シーズンにこだわってみてはいかがでしょうか?

 

絣の柄や模様

江戸時代以降、庶民の衣服として長年親しまれてきた絣には、日本各地の特色を生かした柄が多く存在します。

絣の柄や模様特徴
蚊がすり蚊のように小さく細かい柄。十文字線を組み合わせて作られる。
井桁(いげた)模様漢字の「井」を繰り返した柄。十文字線を組み合わせて作られる。
雪がすり水玉模様のようなドット柄。大小で異なる雰囲気が楽しめる。
亀甲模様六角形を繰り返した柄。亀の甲羅のように見えることから名付けられた。

最もポピュラーなのは、「蚊がすり」や「井桁(いげた)模様」に見られる十文字を組み合わせて作った柄。一般的に、絣の柄は小さく細かいものほど価値が高いと言われています。

 

絣(かすり)と紬(つむぎ)の違いは?

続いて、よく間違えられる「絣」と「紬」の違いについて見ていきましょう。

絣(かすり)先染した絣糸を使用して作った「柄」や「技法」のこと
紬(つむぎ)真綿から紡ぎ出した糸から作った「生地」のこと

注目するべきポイントは、絣が「着物の柄や織の技法」であるのに対し、紬は「着物の生地」を表している点です。

どちらも色を付けた糸を生地にし、着物を織り上げていくので、両者の繋がりは深いと言えますね。

 

日本三大絣とは?

カジュアルにサラッと着られる絣の魅力の一つは、なんと言っても産地ごとに異なる風合いではないでしょうか?

ここでは、まずはじめに「日本三絣」と呼ばれる代表的な絣の種類や産地をご紹介します。

絣の種類
  • 久留米絣(福岡県・筑後地方)
  • 伊予絣(愛媛県・松山市)
  • 備後絣(広島県・福山市)

上記の3つの絣は、全国的にも有名な高級着物です。

伝統工芸品や無形文化遺産に登録されている絣もあるので、順番に特徴を見ていきましょう。

 

久留米絣(くるめがすり)

久留米絣は、福岡県・筑後地方で生産されている絣の着物です。

およそ3ヶ月という長い年月をかけ、絣独自の模様が作られる工程は全部で30種類。そのほとんどの作業が手作業で行われているのも特徴です。

きもの講師ともこ
通気性や吸湿性に優れた木綿素材で作られているので、暑い夏場でもサラッとした快適な着心地が楽しめますよ!

こちらの記事では、久留米絣の買取相場や代表的な柄について詳しくご紹介しています。

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伊予絣(いよかすり)

伊予絣は、愛媛県・松山市で生産されている絣の着物です。

昭和のはじめの頃は、多くの織り手がいた伊予絣は、この数年和装の衰退に伴い製造所の数も激減してしまいます。

現在は、松山市の伊予絣1軒のみとなり、現役の職人も2名のみに。希少で価値が高いものが多いため、中古市場でも高いニーズを誇っています。

 

備後絣(びんごかすり)

備後絣は、広島県・福山市周辺で生産されている絣の着物です。

久留米絣、伊予絣に続く日本三大絣のひとつで、木綿やウールで作られています。

優れた保湿・吸収性・耐久性があるため、夏は涼しく、冬は暖かく着られます。

「ジャパンブルー」と呼ばれる黒に近い濃い藍色で染め上げられた「備後絣」は、着物ファンの間でも注目を集めています。

 

そのほかの絣の種類

日本各地で生産されている絣には、

  • 佐々絣
  • 薩摩絣
  • 大和絣

など、「日本三大絣」の他にもさまざまな種類があります。

中には・・・

  • 伊勢崎絣
  • 十日町絣(新潟県十日町市・中魚沼郡津南町)
  • 琉球絣

など伝統工芸品にしていされているものもありますよ。

 

 

絣の買取相場はどれくらい?買取価格をご紹介!

絣の買取相場はどれくらい?買取価格をご紹介!

産地ごとの風合いや個性豊かな柄が楽しめる「絣」の着物。

着物ファンの中でも人気が高い絣は、一体どれくらいの値段で買い取ってもらえるのでしょうか?

きもの講師ともこ
産地や種類ごとに、気になる買取相場を調べてみました!

 

絣の買取相場は1,000円〜60,0000円以上

紬同様、絣の買取相場は、産地や種類、素材や、保管状態によって大きく変化します。

実際の買取相場は、1,000円〜60,000円と幅広いです。

実際の買取事例を元に、相場を見ていきましょう。

久留米絣10,000円〜60,000円
伊予絣5,000円〜50,000円
備後絣6.000円〜30,000円
薩摩絣3,000円〜10,000円

※全て証紙ありの場合の買取価格です。

「伊予絣」や「備後絣」など、生産数が少ない絣は買取額も高くなる傾向にあります。「久留米絣」の有名作家の絣であれば、10万円以上の高価買取も十分期待できるでしょう。

以上が久留米絣の買取相場です。

伝統工芸品・有名作家ものかどうかで、買取相場は変化するので、証紙の有無も大きな判断基準になります。

しかし、ご紹介した相場はあくまで目安。保存状態によっては数千円にしかならないものもあったりと、実際に買取に出すまでは、正確な査定額は分かりません。

きもの講師ともこ
そこで次は絣を高く売るための、売却先について解説していきます!

 

 

絣を高く売るならどこがいい?

絣を高く売るならどこがいい?

「着なくなった絣はどこで売るのがお得なの……?」と絣の処分先にお困りの方も多いのではないでしょうか?ここからは、着なくなった絣の買取先について、考察していきます。

代表的な絣の売り方は、以下の3つ。

  • フリマアプリやオークションで売る
  • リサイクルショップで売る
  • 着物買取専門業者に売る

それぞれにメリット・デメリットはありますが、結論から述べると、絣を納得のいく価格で売りたいなら、着物買取専門業者に依頼するのがおすすめです。

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「どこに売っていいか分からない…」と迷っている場合は、複雑な査定が正確にできる着物のプロがいるかどうかを、まずは1つの判断基準にしてください。

きもの講師ともこ
それでは、具体的に見ていきましょう!

 

絣をフリマアプリやネットオークションで売る

写真や商品に関する詳細を見て、落札を決めるオークションやフリマアプリでは、着物の基本となる知識が必須です。

素材や柄によって価値が変わる絣は、画像では伝わらない魅力がありますよね。

一見手軽に見える売却方法ですが、登録や写真撮影、購入検討者からの質問に答える……など、販売から配送まで意外にもやるべきことが多いのが特徴です。

購入後に「写真のイメージと違った」などの理由で、クレームが入ることも。

きもの講師ともこ
安心して確実に売りたい方にはあまりおすすめできない方法ですね。

 

絣をリサイクルショップで売る

「着なくなった絣をリサイクルショップで売ろうかな?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

古着や古本を買い取ってくれる街のリサイクルショップは、大掃除や大量にものを処分したい時には頼れる存在ですが、実は着物の買取にはあまり適していません。

その理由は、着物の専門知識がある査定しが在籍していないから。中には大切な着物を数百円で買取されたという事例も……。

きもの講師ともこ
生産数が少なく、希少な絣をリサイクルショップで売るのは、とってももったいないですよ!

 

絣を着物買取専門業者で売る

絣を適正な価格で安心して売りたいと思ったら、着物買取専門の業者に依頼するという方法があります。

フリマアプリやオークション、リサイクルショップとの違いは、複雑な絣の価値を丁寧に判断してくれる専門家がいること。

きもの講師ともこ
出張買取や宅配買取など、ご自身の隙間時間を使って、まずは無料査定に出してみてはいかがですか?

 

絣を高額で売却!着物買取業者ランキング!

絣を高額で売却!着物買取業者ランキング!

絣の売却先として上記の3つをご紹介しましたが、着物買取業者がもっとも高く安全に買取をしてくれます。

ここでは絣を売るのに最適な着物買取サービスをランキングでご紹介しますね。

 

1位:バイセル

バイセルのココがイイ!
  • 卓越した査定力を持つ査定員が見るので、買取価格に期待できる。
  • 運営元の株式会社バイセルテクノロジーズは上場企業
  • 女性査定員を指名できるので、女性でも安心して絣を売れる。
  • 他店より1円でも安ければ全品返却を掲げるほど、買取価格に対して自信がある。

買取価格・対応共に評判が良く、絣の買取を頼むならバイセルがいちばんでしょう。

運営元の株式会社バイセルテクノロジーズは2019年12月に上場しており、企業として社会的信頼があります。

上場していると、押し買いや買い叩きなどの悪質なことはできませんし、安心して絣を売却できますよ。

また、女性査定員を指名することもできるので、女性の方でも安心して絣を売れるのがポイント。

高価格・安心という2つの大きなツボを押さえているのがバイセルなのです。

 

2位:買取プレミアム

買取プレミアムのココがイイ!
  • 運営元の株式会社バイセルテクノロジーズは上場企業
  • 事前に無料の電話相談で不安な点を相談できる。
  • 証紙や証明がなくても買取りOK。
  • 歴戦の査定員がいるので、適正な価格で絣を買取りしてくれる。

買取プレミアムはバイセルと運営元が同じ会社です。

そのためこちらの運営元も上場企業である株式会社バイセルテクノロジーズですね。

なので内容自体はそれほど変わりなく、高額買取が期待できますし、出張買取は即日現金で支払われます。

さらに証紙や証明書がなかったり、古い絣でも問題なく買取してくれるので、難アリの絣を売る時は買取プレミアムもしくはバイセルがベストですよ。

 

3位:ザ・ゴールド

ザ・ゴールドのココがイイ!
  • シミがあったり、柄が古くても買取りしてくれる。
  • 最新の相場を常に把握しているので、適正価格で買取りが可能。
  • プライバシーマーク取得により、個人情報の取り扱いも安心。

ザ・ゴールドは3つの買取方法どれにも対応はしていますが、基本的には出張買取メインの買取店ですね。

着物の最新相場を把握しているため、下手に買い叩くことなく、適正価格で売却することができるでしょう。

またプライバシーマークを取得していることから、個人情報の取り扱いに関してもしっかりしているので、安心して着物を売れますね。

 

絣の買取で一番のおすすめはバイセル

当サイトいちばんのオススメはバイセルです。

買取価格は業界最高値が期待できますし、他社より1円でも買取価格が低ければ全て返品を謳っているのが大きいですね。

また対応自体も評判がよく、査定員も凄腕ばかりなので、安心して高く絣を売るならバイセルに依頼するのがベストですよ!

 

 

絣を高く売る3つのポイントをご紹介!

絣を高く売る3つのポイントをご紹介!

着なくなった絣を少しでも高く売りたいと思ったら、以下の3つのポイントを抑えておきましょう。

  1. 証紙を一緒に買取に出す
  2. できるだけ綺麗に保管しておく
  3. 柄が細かいものほど高く売れる
きもの講師ともこ
それぞれ詳しく解説していきますね!

 

証紙を一緒に買取に出す

証紙があることで、着物の価値を一眼で証明できる名刺のようなもの。

伝統工芸品や希少性の高い絣は、購入時に証紙があるかどうかで、買取額に大きく差がでてきます。

できるだけなくしてしまわないように、証紙と着物はセットで保管しておくようにしたいですね。

 

できるだけ綺麗に保管しておく

絣に限ったことではありませんが、着物の保存状態は買取額に大きく影響します。

特に絹素でできている絣は、湿気に弱く、気がついたらカビがついてしまった……なんてことも。

しかしながら、クリーニング店でシミやカビ取りを依頼すると、絣独自の風合いが崩れてしまうこともあるので、あまりおすすはできません。

買取前には、ホコリや汚れをとるなど、最低限自分でできるてお手入れをしておきましょう。

 

 

絣ってどんな着物?買取相場や買取方法・高く売るコツをご紹介!まとめ

今回は絣の種類や買取相場、高価買取のポイントをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

産地の種類が豊富で、日常使いのできる絣の着物は貴重で、着物ファンの間でも人気があります。

街歩きやデートなど、気軽に着られる着物だからこそ、「中古で色々探してみよう!」と考える方も多いのかもしれませんね。

着物は、ただタンスにしまっているだけでも、経年劣化してしまうもの。「売ろうかな」と思ったら早めに買取に出すのが良いでしょう。

気になる方は、まずは着物買取専門業者の無料査定を依頼して、実際の買取額をチェックしてみてはいかがでしょうか!

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