着物・振袖は買った方がいいんだろうか・・それともレンタルの方がいい・・?
日常では着る機会がなかなかない着物や振袖。
人生の中でも節目に着ることが多いので、思い出として持っておきたいという方も多いでしょう。
この着物や振袖ですが、買うよりもレンタルの方が良いのでしょうか?
本記事では着物レンタルのメリット・デメリットについて解説していきます。
着物・振袖レンタルのメリットは6つ!
- 予算を押さえられる
- 手入れや保管の必要がない
- いろんな色や柄の着物を着られる
- 着付けをプロにやってもらえる
- 小物などトータルでコーディネートできる
- プロのフォトグラファーに写真撮影してもらえる
上記の6つが着物・振袖をレンタルするメリット。
それぞれ詳しく解説していきますね!
予算を抑えられる
着物を購入するとなると、モノにもよりますが予算は数万~数十万円以上かかるのはザラ。
特に振袖は数十万になることが多く、収入に余裕のあることが前提となるでしょう。
それに比べてレンタルは安くて3,000円~、成人式用の振袖も10万強でレンタルできることが多く、予算はかなり抑えられます。
手入れや保管の必要がない
着物や振袖を購入したとなると、着用後のお手入れは必須。
さらにワインのように適正環境で、数年にわたって保管しておけばどんどん価値が高くなる・・・というわけでもないため、劣化を抑えるためにあれこれやって・・・と手間しかかかりません。
しかしレンタルであれば、着用後は特にクリーニングの必要はなく、そのまま業者に返却すればOK。
保管場所の手配や、保存環境を維持する手間もないため、普段から着物を着る方以外はレンタルの方がいいですね。
いろんな色や柄の着物を着られる
レンタルの場合は購入と違って、着用する機会ごとに好きな色や柄が楽しめるのが大きなメリット。
振袖はなにも成人式だけでなく、友人の結婚式などにも使えるので、TPOに合わせた色柄を選べるのもポイントです。
ただ、一つの着物や振袖を何年も手入れして着続ける・・・というのはデニムを育てるようで楽しくはありますね。
この辺りはお好みですが、着物を着用するごとに違う自分になれるのがレンタルの嬉しいところです。
着付けをプロにやってもらえる
レンタルの場合は着物を借りた場所で、そのままプロの着付け師に着付けしてもらえます。
着物は素人でも着付けできますが、着崩れすることなくカッチリと着用できるようになるには、練習が必須。
プロの着付け師であれば、着崩れを抑える着付けができるので、レンタル場所でそのまま着付けしてもらうのがベストですね。
帯や小物などトータルでコーディネートできる
着物や振袖のレンタルはほとんどの場合、着物だけでなく帯や小物のレンタルもセットになっています。
そのためどの着物とどの帯を合わせて・・・と悩むことがなく、必然的にベストな組み合わせで着用できるのがポイントです。
さらにポーチやかんざしなどの、小物もレンタルプランに含まれていることが多いのも嬉しいメリット。
全て自分で選びたい!という方以外は、レンタルの方がいいですね。
プロのフォトグラファーに写真撮影してもらえる
着物レンタルは写真撮影もプランについているのがポイント。
振袖のレンタルなら前撮りなどもプランに含まれていますね。
これらの撮影はすべてプロのフォトグラファーが行ってくれるので、写真の出来上がりが段違い!
着物を着たときの一番可愛い自分を思い出に残せますよ。
以上の6つが着物・振袖レンタルのメリット。
安くいろんな着物を着れるというのが一番のメリットかもしれませんね。
着物や振袖を普段から着たり、並々ならぬこだわりがあるなら購入も良いかもしれませんが、そうでなければレンタルを選ぶのが無難でしょう。
それでは次は着物・振袖レンタルのデメリットについてご紹介しますね。
着物・振袖レンタルの2つのデメリット
- 人気の着物・振袖は早めに埋まる
- サイズが合わないことがある
着物・振袖レンタルのデメリットは上記の2つ。
こちらもメリット同様、それぞれ詳しく解説していきます。
人気の着物・振袖は早めに埋まる
人気の柄や色の着物はかなり早い段階から予約が埋まります。
特に成人式の振袖レンタルだと1年以上前から押さえられてるなんてことも。
一点物の着物や振袖の場合は人気があるため競争率も高く、かなり前から予約しておかなければなりません。
成人式など、あらかじめずいぶん前から日程が決まっていればいいのですが、観光でレンタルするなどの場合は、人気の柄や色の着物をレンタルするのは難しいケースもあります。
サイズが合わないことがある
レンタル用の着物はあくまでレンタル用で作られているため、サイズが合わないことがあります。
購入の場合は、着用前に自身の伸長などに合わせて仕立てますが、レンタルはすでに仕立て済みのものなので、気に入った色柄であってもどうしてもサイズがない・・・なんてことも。
特に一般的な平均身長よりも小さい方は、合うサイズがなかなかないということもあり、かなり早い段階から予約をしておくなどの工夫が必要です。
以上の2つが着物・振袖レンタルのデメリット。
在庫をみんなで共有する形なので、着たい着物を着るにはかなり前段階で着物を押さえておく必要があります。
成人式などの予約がわかりやすいですが、一般的な着物レンタルであっても、日時がわかっていれば早い段階で予約しておくに越したことはないですね。
着物・振袖レンタルの6つのメリットと2つのデメリットまとめ
購入に比べて安く手軽に着物を着れるのがレンタルの大きなメリット。
対して早いうちに動いておく必要があり、目当ての着物を着るなら事前予約は必須というのがデメリットでもあります。
これらメリット・デメリットありますが、筆者としては購入よりもレンタルがおすすめ。
どうしても欲しい着物があれば、レンタル店に交渉すれば買取りできることもありますし、まずは着物を楽しんでもらいたいので、レンタルで色々試してみるのがおすすめですよ!