【帯の買取】帯は高額で売れるの?買取相場や高額買取となる帯の特徴・より高く売る方法など一挙ご紹介

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着物・帯の買取相場

【帯の買取】帯は高額で売れるの?買取相場や高額買取となる帯の特徴・より高く売る方法など一挙ご紹介

更新日:

帯は結び方や合わせ方によって着物の印象をガラリと変えてくれる貴重なアイテム。

着物好きの方の中には、着物1着に対して複数の帯をそろえているという方も多いようですね。

着物と違ってサイズに関係なく着用できる帯は、着物に劣らず高く売れることをご存知でしたか?

本記事では、そんな着物を着る上で欠かせない帯の買取相場や高価買取のコツをご紹介します!

  • 帯だけでも買取に出すことは可能なの?
  • 自分が持っている帯の買取相場が知りたい!
  • どんな帯が高価買取の対象になるのか知りたい!
きもの講師ともこ
上記のような疑問をお持ちの方がこの記事を読めば、お手持ちの帯の価値がわかり、使わなくなった帯を高く売れるようになりますよ。

買取対象になる帯とは?いまさら聞けない帯の種類と着用シーンをご紹介!

買取対象になる帯とは?いまさら聞けない帯の種類と着用シーンをご紹介!

着物を着る上で欠かせない帯は、合わせる着物の雰囲気と合わせてセットで購入するのが一般的。結論から述べますと、着物とセットで購入した帯でも、帯単品で買取に出すことは可能です。

帯にはいろいろな種類があり「長さ」や「幅」によって、合わせる着物や着用シーンも変わります。

中古であっても買取の対象になる帯は次の通りです。

  • 丸帯
  • 袋帯
  • 名古屋帯
  • 半幅帯

戦前は豪華で厚みのある「丸帯」が主流でしたが、現在はより簡易に締めることができる「袋帯」や「名古屋帯」が一般的です。

順番にそれぞれの帯の特徴をおさえていきましょう。

 

丸帯の特徴について

丸帯は江戸時代中期に流行した独特の重さと厚みのある帯です。

幅およそ70cmに織り上げた帯地を2つ折にして仕立てられており、その重厚感から戦前は女性の第一礼装として用いられていました。

丸帯の主な特徴

1. 帯地の両面に柄が描かれている

2. 帯地を幅広で織り上げている

3. 幅約70cm・長さ約436cm

一見華やかで豪華な印象を与える丸帯は、とても重たく結ぶだけでも一苦労です。

袋帯の登場後、呉服店でみかけることは少なくなりましたが、現在も結婚式の婚礼衣装や舞妓さんの衣装などフォーマルなシーンで用いられています。

 

丸帯はどんな着物に合わせるの?

丸帯に合わせる着物

1. 婚礼の花嫁衣装(白無垢・色打掛)

2. 舞妓さんの衣装(だらり帯)

3. 歌舞伎の衣装

かつて第一礼装として人気を博した丸帯ですが、現在は上記のように限られた場面でのみ着用されています。

きもの講師ともこ:「帯の両端をながく伸ばした『だらり帯』は舞妓さんの衣装として有名ですね。上品な着物と合わせるとより華やかな印象になりますよ!」

 

袋帯の特徴

袋帯は表と裏の生地を縫い付けて袋状にした帯です。

帯幅が約31cm、長さは430cm〜450cm程で、振袖や留袖、訪問着などフォーマルな着物によく合います。

袋帯の主な特徴

1. 表裏でそれぞれ異なる柄が入る

2. 軽くて長時間巻いても疲れにくい

3. 帯地が袋のように筒状

お太鼓結びに合わせて作られた「太鼓柄」、帯全体に柄があしらわれた「全通柄」、「六通柄」など色柄の種類も豊富です。

昭和初期に登場した袋帯は、これまでの「重い」「締めにくい」という帯の常識を変え、現在は結婚式やパーティーなど幅広いシーンで用いられています。

 

袋帯はどんな着物に合わせるの?

袋帯に合わせる着物

1. 振袖

2. 留袖(色留袖)

3. 訪問着

4. 付下げ

袋帯は上記のようにフォーマルで格式の高い着物に合わせられます。

金糸や銀糸を使った華やかな袋帯は、振袖や留袖など礼装をより華やかな印象にしてくれます。

きもの講師ともこ
結婚式などおめでたい場では『よいことが重なりますように』と縁起を担いで、袋帯のお太鼓部分を二重に重ねた『二重太鼓』にすることが多いですよ!

 

名古屋帯の特徴

名古屋帯は、袋帯を簡略化したよりカジュアルな帯です。

大正時代に名古屋の女学校の先生が考案したことから「名古屋帯」と名付けられたそうです。

名古屋帯の主な特徴

1. 幅約31cm、長さ約360cm〜380cm程度で袋帯よりも短い

2. 手先から胴に巻く部分までを半幅に折る「名古屋仕立て」が主流

3. 反物のようにくるくると巻かれた状態で売られている

袋帯に比べて帯の長さが短く、より着用しやすいように仕立てられているのがポイントです。

名古屋帯は、帯の長さの都合上、太鼓部分を二重に作る「二十太鼓」が作れないため、結婚式などおめでたい席には相応しくありません。

きもの講師ともこ
その一方で、お葬式など喪の礼装においては「不幸が重ならないように」という意味から名古屋帯を使った「一重太鼓」が重宝されていますよ!

 

名古屋帯はどんな着物に合わせるの?

名古屋帯に合わせる着物

1.

2. 小紋

3. 付下げ

名古屋帯は順礼装や略礼装など、比較的カジュアルな着物に合わせることが多いです。

街歩きにぴったりな「小紋」や「袖」はもちろん、金糸や銀糸が用いられた織名古屋帯であれば「付け下げ」など略礼装にも絞められますよ!

 

半幅帯の特徴

半幅帯は帯の中でも細幅でコンパクトな帯。

その他の帯に比べて最も手軽に締めることができるため、着物初心者の方でもチャレンジしやすい帯といえるでしょう。

半幅帯の主な特徴

1. 帯幅が16cm程度と細くて扱いやすい

2. 「単衣帯」と「小袋帯」の2種類を季節に合わせて使い分ける

3. 結び方のバリエーションが豊富

半幅帯とよく比較されるのが、袋帯や名古屋帯です。

これら2つの帯に比べて、半幅帯は約16cmと半分の細さにあたります。

フォーマルやセミフォーマルなシーンには不向きですが、アレンジ次第で着物の印象をガラリと変えることができるのが魅力です。

きもの講師ともこ
夏場には一枚の薄い帯地で作られた「単衣帯」、冬場には二枚の帯地を袋状に仕立てた「小袋帯」と、季節に合わせて帯を使い分けるのも楽しいですね。

 

半幅帯はどんな着物に合わせるの?

半幅帯に合わせる着物

1. 浴衣

2. 小紋

3.

半幅帯に合わせる着物といえば、夏の風物詩「浴衣」です。

夏にぴったりな薄手の「単衣帯」なら夏場でもむれてしまうことなく快適着られて、

涼やかな印象になりますよ。

 

TPOに合わせて使い分けたい着物の「格」について

帯には着物同様に「格」が存在します。

せっかく素敵な着物でも、帯の格が不相応であればバランスの悪い印象を与えてしまいます。

先ほどご紹介した4つの帯を格の高いものから順に並べると……

  1. 丸帯
  2. 袋帯
  3. 名古屋帯
  4. 半幅帯

となります。

きもの講師ともこ
振袖や訪問着といった礼装に合わせる帯ほど、格が高く、浴衣や小紋などカジュアルな着物に合わせる帯ほど格は低くなるんです

それぞれの帯の格が分かったところで、気になる帯の買取相場についてみていきましょう。

 

帯の買取相場はどれくらい?4種類の帯で比較!

帯の買取相場はどれくらい?4種類の帯で比較!

着物の付属品というイメージがある帯ですが、中には作家ものや伝統工芸品のものもあり、着物以上に高値がつくこともあります。

ノーブランドの一般的な帯の買取相場は次の通りです。

丸帯5,000円〜1万円
袋帯1万円〜2万円
名古屋帯3,000円〜5,000円
半幅帯100円〜2,000円

4つの中で最も買取相場が高いのは袋帯という結果になりました。

ここまで記事を読んでいただいた方の中には「あれ?丸帯が一番格が高いのでは?」と疑問に思った方も多いかもしれませんね。

実は、買取相場は「帯の格」だけではなく、中古であっても欲しいと思う人が多い

かどうか、つまり「着用ニーズ」も重要なポイントの1つ。

丸帯は格こそ高いものの、現在は舞妓さんや婚礼衣装など、一部の限られたシーンでしか着用されていません。

その一方、振袖、留袖、訪問着など幅広い礼装に合わせられる袋帯は、着用ニーズがあり、

格式が高いため買取相場が高くなるという仕組みなのです。

きもの講師ともこ
作家ものではない、一般的な帯であれば数千円〜1万円前後が買取相場です!

 

作家物や有名メーカの帯の買取相場は?

先ほどご紹介した通り、ノーブランドの帯の買取相場は平均すると数千円〜1万円前後でした。

日本の伝統を受け継ぐ着物や帯には、洋服同様に有名ブランドや作家作品が存在します。

「買取相場は一概にはいえない……」という理由は、まさにここにあります。

きもの講師ともこ
なぜなら、有名作家や人間国宝作家が作る帯は一部とんでもないような高値がつくことがあるからなんです!

もちろん帯の保存状態にもよりますが、作家物や人気メーカーの帯は高額買取の可能性を十分に秘めています。

まずは下記の表をご覧ください。

丸帯〜5万円
袋帯〜20万円
名古屋帯〜12万円
半幅帯〜2万円

着物買取専門業者「バイセル 」に掲載されている作家物の買取相場です。

いかがですか……?

どの帯も一気に買取相場が跳ね上がっているのが分かりますよね。

先ほどご紹介した、ノーブランドの帯と比べると価格の差は一目瞭然です。

丸帯5,000円〜1万円
袋帯1万円〜2万円
名古屋帯3,000円〜5,000円
半幅帯100円〜2,000円

中でも、北村武資、由水十久、久保田一竹など有名作家の作品となると、どれも数万円〜数十万円です。

人間国宝作家が手がけるものは、着物の付属品ではなく美術品、骨董品に近いと考えてよいでしょう。

 

 

高額買取となる帯の特徴とは?高く売れる4つのポイントをご紹介!

高額買取となる帯の特徴とは?高く売れる4つのポイントをご紹介!

帯は着物同様に、作家やメーカー、産地によって買取価格が変動します。

高価買取になる帯は、「帯の格が高く」「着用ニーズが高いもの」でしたね。

ここからはより詳しく、高額買取となる帯の特徴を4つご紹介します。

高額買取になる帯の特徴

1. 織りの帯

2. 金糸や銀糸が多くあしらわれた帯

3. 人気メーカーの帯

4. 作家ものや人間国宝の帯

半幅帯とよく比較されるのが、袋帯や名古屋帯です。

順番に詳しくみていきましょう。

 

1.錦織やつづれ織りなど「織り帯」であること 

着物とは逆に、帯の場合は「染め」よりも「織り」の帯が格上とされています。振袖や留袖、訪問着などフォーマル着物に合わせる帯は、ほとんどが織り帯です。

ここでは代表的な織り帯についてご紹介します。

 

・錦織(にしきおり)

いくつもの金糸を使って、華やかな模様を作り出す伝統技法。振袖など礼装に合わせる傾向があります。京都の西陣織が有名ですね。

 

・つづれ織

エジプトに起源をもつ伝統的な織物。横糸だけで平面的かつ立体的な模様を表現するのが特徴です。大変手間がかかるため、芸術品として扱われることもしばしば。

 

・唐織(からおり)

金色と銀色の糸を交えながら、絵のような模様をつくる織物。色糸を少し浮かせておりあげていくため、立体感があり刺繍のような印象を与えます。

きもの講師ともこ
糸本来の美しさと立体感が際立つ『織り帯』。礼装に合わせる機会が多いため、高額買取になりやすいのです!

 

2.金糸や銀糸の量が多い帯

振袖や留袖など正装に合わせる帯には、必ず金糸か銀糸が用いられています。

華やかでパッと目を引く金銀の糸は、豪華な着物によく似合います。

金糸や銀糸の分量が多いものほど格上で、少ないもの、あるいはまったく使われていないものは格が下がると考えてください。

金糸や銀糸が少ない帯は、小紋や袖などカジュアルな着物と合わせるおしゃれ帯の位置づけになるでしょう。

 

3.人気メーカーの帯

人気メーカーの帯はいつの時代も人気があり、買取価格も高額になります。

また、若い世代の方や着物初心者がファースト着物として選ぶ傾向が高いのも人気メーカー帯の特徴のひとつ。

着物や帯の種類は多種多様ですから、「最初の1着は聞いたことのある着物メーカーから選ぼう」という心理になりやすいのかもしれませんね。

それでは、代表的な人気メーカーの帯をご紹介します。

 

・川島織物

170年以上の伝統がある有名メーカー。独創的なデザインでありながら、しなやかで締めやすい機能性にも配慮。帯のトップブランドとして時代を超えて愛されています。

 

・河合美術織物

明治時代から続く京都の老舗。金糸や銀糸をふんだんに使った上品なデザインが特徴です。

 

・山口美術織物

「新・古典主義」を掲げる西陣織の代表格。妥協のない高品質と洗礼されたデザインで人気を集めています。

 

4. 作家ものや人間国宝の帯

着物や帯の世界は奥深く、有名作家や人間国宝の帯は、予想を遥かに上回る高額買取の可能性を秘めています。

人気メーカーの帯が、若い世代や着物初心者に人気があるとすれば、作家ものの帯はどうなのでしょうか?

帯の価値は、ここまでご紹介した通り着物以上に繊細で細かいポイントに左右されます。

つまり作家ものや人間国宝クラスを求める人は、

  • 着物について相当な知識を持っている
  • 心の底から着物を愛している

という可能性が高いです。

いくら高価であっても「この作家の帯がほしい!」「家に飾っておきたい!」という人は必ず存在します。

きもの講師ともこ
希少性の高さ、格の高さ、そして何よりほしいと思わせる市場のニーズが高い。3拍子揃った作家もの人間国宝の帯が高額になるのは、納得の結果ですね!

 

 

買取が難しい帯もある? 化繊維やウール素材はNG?

買取が難しい帯もある? 化繊維やウール素材はNG?

高価買取になりやすい帯がある一方で、保存状態がよくても買取が難しい帯も存在します。

  • 化学繊維やウール素材の帯
  • 黒喪帯(くろもおび)

順番にみていきましょう。

 

化学繊維やウール素材の帯

帯を売る上でチェックしたいのが素材です。

ポリエステルで作られている化学繊維の帯や、羊毛を原料としたウール素材の帯は、需要が低く一部買取が難しいケースも存在します。

手軽なおしゃれ着や普段着の着物に合わせる分には問題ありませんが、フォーマルな着物には不相応です。

残念ながら高額買取は期待できないでしょう。

 

黒喪帯(くろもおび)

お葬式など、和服の喪の礼装に合わせる帯で「くろもおび」と読みます。

帯の形は、名古屋帯、袋帯、京袋帯などさまざまで「不幸が重ならないように」という意味から「一重太鼓」が用いられます。

しかし「人が着た喪服を中古で揃えよう」という人は珍しく、着用ニーズは低いのが現状です。

法事と合わせて使えるグレーや紺色であれば、買取対象になることもあるようですね。

 

まとめて売ると買取可能になる帯もある!

帯1本では高値が期待できなくても、数本まとめて売ることで買取対象になる帯も存在します。

 

・兵児帯

子どもの浴衣などに用いられるカジュアルな帯。女性の浴衣の装飾に使われることも。

 

・角帯

男性の着物に合わせるシンプルな帯。二つ折りで固く仕立ててあるのが特徴です。

きもの講師ともこ
ただ、どんな帯であっても「売値にならないのか……」と諦める必要はありません!
  • 自分の帯が買取対象になるのか?
  • 手持ちの帯の買取価格を知りたい!

上記のような疑問をお持ちの方は、ぜひ一度買取専門業者が行っている無料査定に出してみてくださいね。

>>着物・帯専門の買取業者ランキングはこちら

 

 

自宅で簡単にできる!帯を高く売る5つのポイント!

自宅で簡単にできる!帯を高く売る5つのポイント!

最後に、着物の帯を高く売るコツについてご紹介します。

帯の格や種類に関わらずどんな帯にも共通するポイントですので、しっかりおさえておきましょう。

  1. 証紙とセットで買取に出す
  2. できるだけ早めに買取に出す
  3. シミ抜きや補修はNG
  4. 着物とセットで買取に出す&まとめて買取に出す
  5. リサイクルショップやオークションサイトでは売らない!
  6. 着物や帯の知識がある買取業者に依頼する
きもの講師ともこ
それぞれの理由について順番に解説していきますね

 

1.証紙とセットで買取に出す

着物の帯は「格」と「着用ニーズ」が高いものほど、高額で買い取られやすくなります。

しかし、帯の種類や素材は多種多様でとても複雑です。

よほど着物に詳しい専門の査定士でない限りその着物が

  • 本当にその帯が有名作家のものなのか?
  • 人気メーカーの帯なのか?

を見分けるのはなかなか難しいもの。

証紙は帯のブランドや産地をはっきりと証明できる「鑑定書」のような存在です。

証紙があることで、買取価格や帯の価値が大きく変わってきますので、必ずセットで査定に出すようにしましょう。

 

2.不要ならできるだけ早めに買取に出す

帯のコンディションや保存状態の良し悪しは、買取価格に大きく影響します。

  • シワを伸ばして保管する
  • 糸のほつれがないか確認する

など収納前に一手間かけるだけでも、帯の保管状態は変わってきます。

とはいえ、湿気の多い日本はもともとカビやシミが生じやすい環境にあるため経年劣化は避けられないのが現実です。

着物同様に、製造から10年以内の新しい帯は高価買取の対象になりやすいため、不要な帯は早めに買取に出すことをおすすめします!

 

3.シミ抜きや補修・クリーニングはNG

買取に出そうと思っていた帯に、シミやカビを発見してしまった……。

こんなとき焦って自分でシミ抜きを行ったり、クリーニングに出したりするのはNGです。

帯は非常にデリケートな素材でできているので自己流で補修すると、風合いが損なわれてしまったり、素材を傷めてしまったりと、二次トラブルを引き起こしかねません。

売却前になんとか手を加えたところで、残念ながら高価買取には結びつかないのが現状です。

買取前のお手入れは、

  • 軽く埃を払う
  • シワを伸ばす
  • 匂いがつきにくい場所で干しておく

程度で十分ですよ。

 

4.着物とセットで買取に出す&まとめて買取に出す

帯を売る際には、ある程度まとまった数を査定に出す方が高額買取になる傾向が高いです。

着物買取専門業者であれば、帯1本でも買い取ってもらえる場合がほとんどです。

しかし買取業者にとって「査定」は「仕入れ」に直結します。当然業者側の人件費も発生しています。

買取する数が多ければ多いほど利益になりますから、1点ずつ査定するよりも、ある程度まとまった数があるほうが買取業者側も高額を付けやすいといえるでしょう。

帯セットで出すとプラス

1. 合わせて買った着物

2. 帯留め

3.

4. 草履

上記のように、帯の他に不要になった着物や小物があれば、合わせて査定に出すことをおすすめします!

 

5.リサイクルショップやオークションサイト・フリマアプリでは売らない!

不要になった帯の売却先として、リサイクルショップや古着屋、オークションサイトを思い浮かべる方も多いと思います。

街のリサイクルショップは馴染みがありますし、古着やゲーム、本など着物以外の不用品もまとめて買い取ってくれるので一見便利に思えますよね。

しかし、リサイクルショップや古着屋で帯の買取を行っている店舗はまだまだ少ないのが現状です。

また、着物の専門知識をもったスタッフがいないため、本当は高値で売れたはずの帯が数百円にしかならない可能性が高いので、あまりおすすめはできません。

一方、若者を中心に流行しているネットオークションやフリマアプリは、手軽で自分で売値がつけられるのが魅力です。

しかし、顔の見えないインターネット上のやりとりになるため、未然にトラブルを防ぐためいろいろと注意を払わなければなりません。

  • ・帯のブランドやサイズなどを正しく明記する
  • ・写真撮影や購入検討者とのやりとり
  • ・配送料や梱包の手間

など、想像以上に労力がかかりますが、売れるかどうかは別問題です。

・アプリやオークションになれている

・着物や帯に関する質問に答えられる

上記のような方であれば、一度チャレンジしてみても良いかもしれませんね!

 

6.着物や帯の知識がある買取業者に依頼する

着物の帯を売る上で、最もおすすめしたい方法は、専門の知識をもった査定士がいる着物買取業者に依頼することです。

もちろんまとめて査定に出す方が高価買取になりやすいのですが、着物買取専門業者であれば、帯1本でも買取が可能。

最近では「宅配買取」や「出張買取」など自宅にいながら適正な価格で査定してもらえるサービスも充実しています。

着物以上に専門知識が求められる帯だからこそ価値を理解している業者に依頼したいものですね。

続いて帯を売るのに最適な着物買取サービスをランキングでご紹介しますね。

 

 帯を適正価格以上で売却!着物・帯の買取業者ランキング

1位:バイセル

バイセルのココがイイ!
  • 卓越した査定力を持つ査定員が見るので、買取価格に期待できる。
  • 運営元の株式会社バイセルテクノロジーズは上場企業
  • 女性査定員を指名できるので、女性でも安心して着物を売れる。
  • 他店より1円でも安ければ全品返却を掲げるほど、買取価格に対して自信がある。

買取価格・対応共に評判が良く、帯の買取を頼むならバイセルがいちばんでしょう。

運営元の株式会社バイセルテクノロジーズは2019年12月に上場しており、企業として社会的信頼があります。

上場していると、先に述べたトラブル事例にあるような悪質なことはできませんし、安心して帯を売却できますよ。

また、女性査定員を指名することもできるので、女性の方でも安心して帯を売れるのがポイント。

高価格・安心という2つの大きなツボを押さえているのがバイセルなのです。

 

2位:福ちゃん

福ちゃんのココがイイ!
  • 買取価格が最大20%アップのキャンペーン中
  • 他社で値段がつかなかった着物・帯の買取実績が豊富
  • 査定や対応が丁寧と評判

福ちゃんは現在、買取額が最大20%アップのキャンペーン期間中。

また他社で査定して値段がつかなかった帯の買取にも積極的で、対応が良いと評判の買取店です。

また、宅配買取をする場合は、福ちゃん側で宅配キットを用意してくれるので、あとはそれに着物や帯を入れて送ればOK。

古い帯の買取にも積極的なので、値段がつくかどうか心配な方は福ちゃんがおすすめです!

 

3位:ザ・ゴールド

ザ・ゴールドのココがイイ!
  • シミがあったり、柄が古くても買取りしてくれる。
  • 最新の相場を常に把握しているので、適正価格で買取りが可能。
  • プライバシーマーク取得により、個人情報の取り扱いも安心。

ザ・ゴールドは3つの買取方法どれにも対応はしていますが、基本的には出張買取メインの買取店ですね。

帯の最新相場を把握しているため、下手に買い叩くことなく、適正価格で売却することができるでしょう。

またプライバシーマークを取得していることから、個人情報の取り扱いに関してもしっかりしているので、安心して帯を売れますね。

 

 

帯の買取の体験談!SNSから帯を売った人の口コミを集めてみました!

帯の買取の体験談!SNSから帯を売った人の口コミを集めてみました!

帯が高く売れるといっても、実際に帯を売ってみた人の感想はきになるもの。

ここでは帯の買取についてSNSの口コミ体験談を集めてみました。

上記がSNS上にあった、実際に帯の売却をした方の体験談です。

中には二束三文・・・という口コミもありますが、こういったSNS上には中々ポジティブな口コミが出てきません。

高額で買取してもらえた!(高額の収入があった!)というのは中々言いにくいですし、良い口コミをわざわざ呟くという人は少ないのです。

実際にバイセルなどは利用して良かったという口コミもありますが、本当に少ないので、悪い口コミよりも良い口コミの方を参考にするのがいいですね。

 

 

着物の帯の価値とは?気になる買取相場や高価買取になるポイントを解説!【まとめ】

今回は、着物を着る上で欠かせない帯の買取相場や高額買取になるコツについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?

ブランド、作家もの、証紙、素材など、帯の価値を見極めるためには高い専門知識が求められることが、お分かりいただけたかと思います。

着物に詳しくない人から見れば着物の付属品でしかない帯ですが、予想外のポイントで高価買取の対象になる可能性を秘めています。

帯の売り先はいろいろありますが、どこに売るか迷ったら、信頼できる買取業者任せるのがベストです!

まずは無料査定に出して「自分の帯がどれくらいで売れるのか?」調べてみてはいかがでしょうか?

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